デザイン素材の新しい見つけ方と考え方

デザインの素材をどこから持ってくるのかというのは永遠のテーマかもしれません。

著作権が厳しくなる昨今、どのようなところからフリーで素材を集めるかという議題があがります。

基本的には「著作権を訴えられないようなところから素材を探す」ということです。

この基本的な考え方から想像を膨らませてみましょう。

例えば「古本屋で素材を探す」というのは結構いい線だと思います。

古い作品や写真になればなるほど著作権者が訴える可能性は低いでしょう。

また、写真や作品を原型が分からないような少しの加工などを加えて使うという方法も

あります。要するに著作権者本人が分からなければそれはオリジナルなのです。

一からデザインするのはエネルギーの使う作業ですし、これからの時代、一つの作品に

大きなエネルギーを使うというのは大変リスクの大きい選択です。

なぜならインターネットが普及し、あらゆる人がデザインしたものを拡散できる時代に

おいて、一つの作品が注目されるシーンがより少なくなってくるからです。

より多くの作品をだすというのはこれからの新しい戦略の一つでしょう。

既にデザインされた作品をコラージュして一つの作品にするという手法は手軽なうえ、

すでに素晴らしいデザインを使っているので継続して拡散すればそれが一つのアートス

タイルとして認められるでしょう。